年中行事日記(年越し編1)門松たて
2024年01月06日
年中行事の中でも年末年始の慣習や伝統は、どの地区でもいろいろな形で行われています。
作手地区は、森林に囲まれた農耕を種に暮らしてきた地区。山の神様田の神様、地の神様水の神様など、自然信仰ゆえと思われる慣習が多くあります。
地区によって、規模も形も行い方も様々ですが、その一例として、代々農家の我が家の行事を少し紹介させていただきます。
「年越し準備1」
我が家には家の中7か所(仏様、神様、恵比寿様、恵方棚、台所コンロの脇など)、家の外に5か所(地の神様、井戸、土蔵やお蔵入り口など)年中行事のたびにお供えをするところがあります。
新年を迎えるため、玄関先の門松づくりとともに、それぞれに松の枝を立てていきます。
一つ一つに輪締めをかけて、外に立てる松には、竹の節で作った器を括り付けておきます。
年越しと元旦に、お供えをするためです。