ハルリンドウの群生、見事!
2024年04月27日
黒瀬庄ノ沢緑地において、黒瀬美土里会による春の自然観察会が行われました。
会員の矢頭さんのガイドで、今見られる春の草花を30種以上教えてもらいました。
この日のお目当ては、一面に咲き誇るハルリンドウの群生。
木道を歩み進めていくと、光るような鮮やかな青紫の花々が目に飛び込んできました。
曇っていると花を開かないから...と心配していたお天気ですが、この日は朝からさわやかな晴天。
「わあ~、きれい!」
思わずこぼれる、感嘆の声。参加者の皆さんの顔もぱあっと明るくなりました。
市外から来られた植物愛好家の女性が、
「私、今までいろんなところを見てきたけれど、ここが一番きれい!すぐ足元で見られるのがうれしい。」
とおっしゃっていました。
帰り際には、黒瀬美土里会の方が道端のコシアブラの木の芽を摘んで、お土産にと手渡していました。
この辺ではトウダイノメと呼ぶ、春の山菜の代表の一つ。
てんぷらや酢みそ和えなどにして食べる春の味です。
さて、次回の黒瀬美土里会の自然観察会は、5月25日(土)です。
湿原のプリンセスと呼ばれる、トキソウやサワランを観察します。
ぜひ、お出かけください。