冊子「私たちの見た作手のトンボ2023」

2024年05月09日

作手の自然記録会が、令和5年度新城市地域活動交付金を活用して、作手のトンボを記録した冊子を発刊しました。

長ノ山湿原でのトンボ観察会で撮影したトンボを中心に、37種類のトンボを紹介しています。

トンボ冊子1

トンボ冊子3
トンボ冊子4

湿原の代表的なトンボ、作手のシンボルでもある「ハッチョウトンボ」はもちろん「ヨツボシトンボ」や「オオアオイトトンボ」など、作手でしか見られないであろうトンボが多く収められています。

光沢を帯びたカワトンボの種類や、秋の鮮やかな赤色を帯びた赤とんぼの種類、羽や胴体に特徴のあるものなど、「空飛ぶ宝石」と言われるだけあって本当に美しいです。

 

作手の自然記録会では、毎年、長ノ山湿原周辺でトンボ観察会を行っています。昨年一昨年と、作手小学校児童にも湿原を知ってもらいたくて、トンボ観察会をしました。

美しいトンボたちですが、成長過程で色が変わったり、雌雄、大きさや色が違ったり、見られる時期によっても大きさが異なったりするので、見分けるのはなかなか難しいです。

この冊子が、子どもたちの自然への興味を深め、自然保護意識を高めるきっかけになればうれしく思います。

 

この冊子は、作手総合支所やつくで交流館、作手歴史民俗資料館、新城図書館、鳳来寺自然科学博物館等で閲覧できます。

ご覧いただけたら幸いです。