今年もやるよ! つく手をどり
2024年08月09日
お盆がやってきます!
今年も、つくで交流館中庭で、作手伝統の手をどりをはじめ、作手音頭や定番の盆踊りを行います。
♪ひと~つ~とえ~、えのさ~ああのえ~
手をどりの唄やお囃子は、昔の青年団活躍していた40代の有志達が奏でます。
伝わる手をどりの唄は何曲かありますが、歌詞や振り付けを完全に再現できるものはほぼありません。
記憶をたどり辿り、毎年踊り続けることで、次世代へと伝えていきたい作手の夏の風物詩です。
切ない旋律とゆらりゆらりとうちわをそよがせ、舞うような手をどりですが、悲恋の詞や情熱的な恋、
はたまた苦しい生活を憂うことなくしたたかに生きる詩などが多いです。
昭和時代には、初盆を迎える家に集落の人が集まり、唄って奏でて踊りました。
夕刻から、子どもたちも大人について一軒一軒回って踊りました。暮れゆく夏の夜、涼しくなる風を肌に感じ、大人たちの踊りをまねて一生懸命踊ったものです。
「お盆が過ぎれば、作手の夏は終わり」
と言うくらい作手の夏は短く、涼しいお盆だったはずなのに、ね…。
暑い夏がまだまだ続きますが、懐かし盆踊りをみんなで楽しみましょう!
浴衣を着て、お友達を誘って、家族そろって、ぜひぜひお出かけください。