〝しゃべり場そら”のしめ縄作品展示
2024年11月21日
つくで交流館ホワイエにて、〝しゃべり場そら”さんのしめ縄アート作品を展示しています。
〝しゃべり場そら”さんは、作手中河内区の60代70代の有志達が、高齢者の孤立を防ぎたい、顔をあわせておしゃべりする場を作りたいと立ち上げた団体で、代表者宅を集う場にして活動しています。
月に1回、定例会を設け、地域の名人達人を招いたものづくりや講座、落語や音楽演奏会など、参加者がみんなで楽しめることをいろいろやっています。
それぞれの特技を生かして、みんなで紙芝居を作り、詐欺防止対策の講演に行ったり、読み聞かせの代わりに活動したりと、活発に活動されています。
年配者ならではのネットワークで、長年のキャリアで培った技術や知識、特技などを持つ地元の人たちを講師として招き、参加者みんなで楽しめる工夫がされていて素晴らしいです。
今回のしめ縄アート作品作りは、地元でしめ縄を美しく作っている、知る人ぞ知る名人にお願いして行われました。
昔と違って、今では稲わらがなかなか手に入りにくいので、刈入れの時からたくさん保管しておいてもらったそうです。
「みんなで夢中になってできるから楽しい。」
「ここに来たら、ネガティブな会話にはならないよ。好きなこと言って、みんなで熱中して楽しめるんだから、笑い声は絶えないよ。」
「私たちの世代は顔をあわせておしゃべりできるのが一番。」
「独居の人も多くなっているからね。ここへ来て、みんなが知っている関係づくりが大事だからね。」
そう語るスタッフの皆さんの笑顔がまぶしくて、エネルギッシュな活動に圧倒されてしまいます。
現在は、ひょんなことから見守りの青パト活動も引き受けて、高齢者世帯を回る活動もされているそうです。
しめ縄アート作品展では、そんな活動の様子も見られます。ぜひ、ご覧ください。