バースデー本を探す会 -作手小学校ー
2023年03月02日
作手小学校では、毎年2月に「バースデー本を探す会」が開催されます。
これは、作手村時代から続く「作手の教育」、児童の読書推進事業の一環で、旧4小学校が統合した今の「作手小学校」に引き継がれているイベントです。
児童たちは、毎年誕生月に本のプレゼントを受けるのですが、その本を探すのがこの会です。
児童にとっては、本のプレゼントはもちろん、新しいたくさんの本に触れあい、好きな本を選べるこの時間がとっても楽しみなのです。
今年も、つくで交流館のホールに100冊ほどの本が並べられ、作手小学校の児童たちが学年ごとに訪れました。
好きな本を手に取り、友達と見せ合ったり読んだりしながら、思い思いにお気に入りの本を探していました。
コロナ前には、新1年生になる幼児たちも保護者と一緒に参加していましたが、今は保護者のみで行われているようです。
会の後半には、「読み聞かせの会」の方々も訪れて、作手小学校の図書室に入れたい本を何冊か選んでいました。
子どもは、本来本が大好きです。
継続して読書好きになるかどうかは、子どもたちの周りの図書環境と、子どもと本をつなぐ大人の存在が大きく影響します。
「作手の教育」として受け継がれる「バースデー本を探す会」と児童たちへの本のプレゼント、これからもずっと続いてくれることを願っています。