今年の米作り開始 第1回もみ撒き作業

2023年04月06日

暖かい春の訪れは、米作り農家の田んぼ作業の始まりを意味します。

作手北部にある菅沼ライスセンターでは、先月下旬より育苗の準備が始まりました。

種もみの消毒や芽だし、育苗機の組み立てなどの事前準備を整えて、本日(6日)、今シーズン最初のもみ撒き作業が行われました。

もみまき1

最初に登場したのは、年季の入った脱水機。種もみがもみ撒き機の中でつまらないように脱水するところから作業スタートです。

種もみは、もちろん「ミネアサヒ」です。

もみ1

脱水機

脱水のすんだ種もみ・水・土などをもみ撒き機にセットして、事前に準備しておいた土を詰めた苗箱をもみ撒き機のベルトコンベアーの上に乗せていきます。

もみ撒き機

もみまき3

苗箱が流れて、水をかけられ、もみが撒かれ、最後に土をかけられて、作業員の手に渡ります。

作業員は、もみがきれいに撒かれたか、土が均等にかけられたかなどチェックして、苗箱を育苗機の棚に入れていきます。

もみ撒き機2

もみ撒き4

育苗機

育苗機は全部で3台。780枚の苗箱が今日から温度管理されて発芽、成長を見守ります。

苗出しは5日後。ハウスへ並べられて20日ほど管理し、ようやく田植えにふさわしい苗ができるのです。

菅沼ライスセンターでは、このもみ撒き、苗だしの作業を4サイクル行なってたくさんの苗を育て、依頼を受けている農家さんへ提供しています。

頑張って稲作を続けている農家さんに褒めてもらえる丈夫な苗を作るため、おいしいミネアサヒを育てるため、今日から水と温度管理が欠かせません。

 

今年も天候に恵まれ、災害の無い一年になりますように。

おいしいミネアサヒがたくさん収穫できますように🌾