縄張り争いに忙しい シオヤトンボ
2023年04月20日
黒瀬庄ノ沢緑地の湿地の上を忙しく飛び回るのは、シオヤトンボの雄です。
複数のトンボが近づいたり、離れたり、あちこちで追っかけっこをしています。
縄張り争いに忙しく、ゆっくり羽を休める暇がないようです。
夏のシオカラトンボよりだいぶ小さく、ずんぐりむっくりの体つきです。シオカラトンボよりもシオふき加減が多いように、全身が白っぽいです。
メスは黄色と黒の麦わら模様。こちらは、オスたちの争い場所から離れた所で一休みしていました。
作手地内で姿を見られるトンボの種類、個体数が、年々減っています。
トンボの生育には、きれいな水と湿地が欠かせません。多種多様なトンボが多数飛び交うことが、豊かな自然環境の証と言われます。
代々受け継がれてきた米作りが、トンボたちの生育環境を守っています。
今年は、どれだけのトンボを見ることができるでしょうか。